赤ちゃんと電車に乗ろう

最近、電車やバスに乗っても赤ちゃん連れをあまり見かけない気がします。
街を歩いていてもそうかも。(人通り自体が減ってる気も、、、)
しかし、郊外のショッピングモールに行くと、子連れの方ががわんさかいて、
本当に少子化が進んでいるのか疑問に思うほどです。
確かに、ショッピングモールはバリアフリーで、おむつ換えとか休憩とか
子連れ客に対する気配りがいろいろ有ってほんと助かります。
それと、車でいけるのも重要だと思います。

でも、これってちょっと疑問があります。

車によって、子連れ(主に母と子)が社会から隔離されているんじゃないかって言うことです。
一般社会と母子が別の世界に分断されていて接点が小さくなってしまっていないかと思えるのです。
もちろん、子連れで出かける場合は車のほうが楽なのは確です。
着替えなど荷物も多くなるし、ベビーカーを持って歩くのは大変だし。
でも、車で移動すると、自宅を出て目的地までに他人との接点がありません。

子育て中の母親の孤独が問題視されていますが、結局解決に至らないのは
他者・社会との接点が少なすぎるためだと思っています。
接点の少なさが相互理解の妨げになっているんじゃないか。

法律を作っている政治家たちは子育てを経験したことがあるのだろうか(昔と今の環境も違いますしね)、
お母さんたちは家の中で、あるいはサークル内でこもってしまってはいないか。

私は、1つの(とても小さな)解決策として、電車・バスに子連れで乗ってほしいと思っ
ているんです。

同乗者は小さな子を連れている人を見かけたらちょっとだけ勇気を出して席を譲ったり
ベビーカーを持ち上げたりしてほしい。
お母さんは感謝の気持ちで(すみませんでは無く)厚意を受けてほしい。

こんなことで接点が増えれば社会としてよりよい子育てができるんじゃないかと期待しています。